物流向けモバイルサービス「monocom」を発表
~スマートフォン、タブレットの活用で、物流の効率化を目指す~
ロジスティクス・エコシステム*1 を推進する株式会社モノフル(日本 GLP 株式会社のグループ企業、本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「モノフル」))は、物流に携わる企業向けに大容量のスマートフォン、タブレットを低価格で利用できるモバイルサービス「monocom」を開始しますのでお知らせします。
モノフルが資本業務提携した株式会社スマートドライブ(本社所在地:東京都港区、代表取締役:北川 烈(以下「スマートドライブ」)が、新たに開発する物流向け機能を備えたクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」と併せて利用*2することで、荷待ち時間等の業務記録を簡単に作成できるほか、事務作業の効率化を図ることが出来ます。
ドライバーの待ち時間の実態把握と解消を目的に、国土交通省から 2017 年 7 月 1 日より「貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部を改正する省令」が施行されましたが、多くの運送会社は手書きで日報作成を行っているため、ドライバーの作業負荷が増えるだけでなく、集計や分析にも莫大な時間を要しています。また、業務用の携帯電話を社員へ貸与している運送企業も少なく、運送業界全体の高齢化が進んでいることから、ドライバーのスマートフォンの所有率は総じて高くありません。
これらを解決すべく、モノフルからは低価格でスマートフォン、タブレットを利用出来るモバイルサービス「monocom」、そしてパートナー企業であるスマートドライブからは、今夏に物流向け新サービス「SmartDrive Fleet」の提供を開始します。
モノフルの「monocom」によって、テクノロジーを活用したサービスを浸透させるためのインフラ整備を促進するとともに、スマートドライブの「SmartDrive Fleet」においては、現在提供中のリアルタイム動態管理や安全運転診断機能に加え、上記省令に対応したドライバーの荷待ち時間や休憩時間といった情報を自動で集計する「乗務記録機能」も備え、運送会社の課題解決に取り組んでいきます。
「monocom」は 6 月 1 日より Web ページにて申込を受付け、7 月 1 日から運用を開始いたします。モノフルでは、引き続きスタートアップ企業を含む様々な業種の企業と協業することにより、新しい物流を創りだすロジスティクス・エコシステムの実現を目指します。
*1 パートナー企業との協業や、様々なソリューションを組み合わせた物流業界全体のビジネスの集合体
*2 「monocom」以外のスマートフォン、タブレットでも利用可能
monocom
スマートフォン、タブレットの端末費用、1 万円分相当の通話料、7GB の通信、保守、物流向けサービスの配信が、月額 2,780円の基本サービスに含まれる。端末は防水、防塵、耐衝撃性能を有する法人向け Android 端末を使用。
https://monoful.co.jp/monocom
SmartDrive Fleet
車のシガーソケットにワンタッチで装着するセンシングデバイスを利用した、クラウド型動態管理サービスで、企業における車両事 故の削減や保険料・運用コストの最適化、営業効率の向上を目的としたサービス。
デバイスから取得したデータで運転リスクの 診断、車両稼働率分析から効率的なルートを提案、日報の自動化など、事業で車を使う企業の課題解決に取り組んでいる。 また、物流業界向け「乗務記録機能」のリリースに伴い、今後株式会社モノフルと共同で本格的に物流業界へのサービス提供 を開始する。
https://driveops.com/
株式会社モノフルについて (URL:https://monoful.co.jp/)
モノフルは、先進的物流施設のリーディングプロバイダーである日本 GLP 株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「日本GLP」)のグループ会社の出資により 2017 年 11 月に設立されました。社名には、「物(mono)であふれている(full)」という物流の現状を表す意味に加え、我々が目指す未来の物流の姿である「単一の(mono)プラットフォームで遂行させる・実行する(fulfill)」という意味を込めました。
代表者:帖佐 義之
所在地:〒105-7134 東京都港区東新橋 1-5-2 汐留シティセンター34 階
設立:2017 年 11 月
事業内容:各種情報の収集及び分析、情報提供サービス、コンサルティング、商品の企画・開発及び販売、不動産賃貸・管理
株式会社スマートドライブについて(URL:https://smartdrive.co.jp/)
株式会社スマートドライブは 2013 年 10 月に設立され、「移動体のセンサーデータのプラットフォーム」を開発してきました。現在は、自動車の OBD-II ポートやシガーソケットにワンタッチで装着する IoT デバイスの開発、取得される車両・走行データのテレマティクスサービスへ活用、および自社サービスとして法人向けクラウド車両管理サービス「DriveOps」(今夏から「SmartDrive Fleet」に名称変更」を提供しています。
今後は、これらのノウハウを活用し製品群の拡充や他社デバイスとの連携を行い物流市場にも本格的に参入していきます。また、今春にはコンシューマー向け新サービス「SmartDrive Cars」の提供開始を皮切りに、コンシューマー領域への進出も予定しています。加えて、同社プラットフォームへのドライブレコーダー連携の開始も控えており、法人・個人問わずさらに幅広いデータの提供や解析が可能なプラットフォームへの進化にも力を入れています。
代表者:北川 烈
所在地:〒105-0004 東京都港区新橋 6-19-13 WeWork 新橋 3 階
設立:2013 年 10 月
事業内容:自動車などの移動体データを取得するためのハードウェアの開発・提供、およびそのデータ活用したサービス、アプリケーション、プラットフォームの開発・提供
本件に関する問い合わせ先:広報担当(IFC)神谷 03-5532-892