対策2:通勤/移動時間の削減

24年4月以降の1日の拘束時間(改善基準告示)を考えた場合、
下記のような時間配分を一例としてご紹介させて頂きます。

貸切便の1日の動き(一例)

このうち、赤枠のドライバー事務所から積み込み場までの移動時間の短縮や、
点呼、点検報告の時間
を短縮することができれば、
運行に費やす時間を維持・増やすことができます。


対策例

1:IT点呼の活用

IT点呼は、自動車運送事業者が安全・適切な運行を行うため義務付けられる「点呼」を
IT機器を通して行うことです。
IT点呼を行う場合には一定の条件を満たす必要がありますが、
積み込み場所付近の営業所でのIT点呼により、通勤/移動時間の短縮を図ることができます。

モノフルのトラック簿のパートナーであるインフォセンス社からご提案も可能ですので、
2024年問題対策の打ち手としてIT点呼をご検討の際は、お気軽にお声がけください。

 


2:共同点呼の活用

共同点呼とは、自社ドライバーの点呼を自社以外の営業所で行うことです。
点呼の受委託制度と呼ばれ、受託営業所・委託営業所ともに一定の要件を満たしている場合
地方運輸局に申請し利用できる制度です。

IT点呼と同様に、積み込み場付近の営業所で共同点呼を行うことで、
通勤/移動時間の短縮を図ることができます。

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対策1:積み込み・荷降ろし時間の短縮

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対策3:運行ルートの最適化